死ねない理由はそこに映し出されていることよ。
こんにちは。ぱりぱりです。
昨日は大学時代の友人の結婚式に出席してきました。光栄なことに、友人代表としての挨拶の機会をいただいていましたが、後述の事情によりあまり言いたいことも言えずただやらかしただけなので、ここで供養がてらまとめたいと思います。
先に言っておくと、僕目線での思い出語りや式レポっぽくなってしまい、ぶっちゃけ自己満足でしかない記事になります。
…直接言うと照れくさいし、そもそもいつになるんやろうといった感じなので。残ってしまうのは少々気恥ずかしいけどまあ一緒か。
はじめに
新郎新婦とも、大学時代の友人です。軽音楽サークルで知り合い、かれこれ9年目の付き合いに突入しました。時の流れ…。
大学時代は一緒にバンドを組んだりライブに行ったり遊びに行ったり。2人の交際前から、よく3人で飲みにも行ってました。
大学を卒業して彼らが関東に就職してからもちょくちょくお世話になっていて、家にお邪魔したこともあったし、ナゴヤドーム(当時)で推しを浴びもしたし、3人で北海道へ旅行に行って、雪積もる街中ですっ転んだこともありました。
写真は北海道の空を飛ぶ新婦とそれをカメラに収める新郎。このあと僕も空を飛んだけれど、空と山と雪で満たされた視界は新鮮でした。
思い出語り
新郎くんはサークル入部してすぐ、コミュ障陰キャを拗らせていた僕に「大学から音楽始めたモンでMONGOL800のコピバンをしようとしているけど、一緒にやらないか」と声をかけてくれた恩人です。
簡単に恩人と括ってしまうのも品がないけど、これをきっかけにサークルにも溶け込めて友達が増えたし、知らないバンドを知れたし、他にもアルバイト先を紹介してもらって一緒に働いたりもしたので、彼がいないとできなかった経験や築けなかった人間関係が多々あり、僕にとっては恩人以外の何者でもないんだよなあ。ありがとうね。
僕は当時MONGOL800を知らない(「小さな恋のうた」の…と言われてもピンときていなかった)うえに、人の顔や名前を覚えるのも苦手なタチなので、誰かよくわかんないけど良い人だなあ程度の感想でしたが…。今思い返しても超失礼だなあ。ちょうど練習期間に合宿が挟まっていたので、そこで一気に仲良くなれたのでは?といった感じ。
ちなみに某新歓BBQでご実家に泊めていただき、就職後の社宅(一人暮らし期間)にも同棲後のマンションにも泊めてもらっているので、関西に帰ってきてからの新居(現住所)以外は全通している数少ない人間では!?待ってろ新居!お邪魔します!!(また寄せてください)
新婦さんは「大学からドラムを始めた数少ない仲間」として、入部当初から認知していました。というよりは、一方的にライバル視(共に高め合う仲間的な意味合いであり、間違えても敵視ではない)していただけなんだけど。でも結局彼女の方が一枚二枚は上だと思っていて、よく初心者目線での相談に乗ってもらったり、全然何やってるか見当もつかんフレーズの回し方を教わったりしていたのを覚えています。他にもいろんな相談に乗ってもらっているけれど、ここでは割愛。
でもどの辺で仲良くなれたんやろう…合宿のときまでは、まだそこまででもなかったような気もするけれど。秋冬には遊びに行ってるからそのへんなんかな。彼女が兼部していた別の音楽サークルに偶然共通の友人が多かったから、そこも起因しているのかなあ。みんな元気かな。
よく飲みにも行ったし、僕の地元にも遊びにきてくれてるので、一升瓶を抱えドヤ顔を決める酒豪の写真が定期的に僕のカメラロールに眠っています。コロナが落ち着いたらまた飲みに行こうね。
そんな2人が昨今の情勢に振り回されながらも、昨日晴れて挙式できたことは、自分のことのように嬉しかったです。天気も良かったね。
スピーチについても、人前で話すことは慣れているし話すネタも尽きないし、まあ余裕かなと思っていました。
ーーそう、挙式冒頭で、新郎入場の扉が開くまでは。
挙式前
実は挙式前にも、少しだけ面白い話があって。
たぶん出席者各位には事前にLINE等で「結婚式やります!」の連絡があったと思うんだけど、僕のところには来ていないんですよね。
というのも、偶然LINEを送るタイミングで関東の2人のおうちにお邪魔していて。というかほぼ月1~2で関東に行っていたので入り浸っていたの方が表現的には正しいのか。その場にいたので、招待LINEは来ず。
「そこのPCにExcelシートあるから、住所とか名前とか入れといて~」
「はーい入れとくわ」
で終わりました。このとき、具体の日付とか会場も聞いていません。入れました。不幸ごとさえなければ盆だろうが正月だろうが行くので。
あとから新郎から連絡があって、僕がExcelに打ち込んだ僕の名前は漢字間違いがあったみたいです。20代中盤の僕へ。自分の名前くらい正しく書こうね。
挙式
新郎入場までスピーチ原稿をおさらいしていた僕。さすがに少し緊張している。
新婦のお兄様がiPadを掲げていて、リモートでやっていることを知り感動。情勢が情勢なので来たくても来れない人がいることを事前に知っていたので、リモート中継があることは素直に良いなと思いました。コロナ禍で大変なことだらけだけど、このへんが進んだことは喜ばしいよなあ。もちろん早く落ち着いて、みんな笑って現地参加できるに越したことはないねんけど。
扉が開いて、新郎入場。
いつものフニャってした笑顔ではなく、やはり緊張しているような少し固い表情で。お母様との対面にて最後のお直しをしてもらい、うっすら涙を浮かべる新郎。
それを見てもらい泣きする僕。脳内に作っていたスピーチ原稿はデータが飛びました。歩き出す新郎を目で追いながらひたすら泣いていたね。今書きながら思い出し泣きしそう。
続いて新婦入場。
見慣れた友人の花嫁姿はいたく綺麗で、華やかさの中に落ち着きがあって。いろんな感想が頭を駆け回るけれど、まとめるのは難しいね。
以前、新郎とのLINEにて「ウエディングドレスの方は当日までの楽しみにしたい」旨の発言がありました。当日がどこまでを指すのかわからないけど、ここが初だったら僕ならひっくり返るなあ。
お父様と共にバージンロードを一歩一歩踏みしめる姿に、また感情が込み上げてきて涙する僕。誠に不謹慎ながら、コロナ禍でマスクがあって泣き顔を隠すことができて、少しだけマスクがあることに感謝するなどしました。
披露宴で新婦からご家族へのお手紙の中で、「いつもお父さんのあとをついていって」とありましたが、挙式で歩みを進める中でも少しだけお父様に遅れて足を運ぶ場面があって、親子~~~!!ってなりました。雑感想。
そうこうしているうちに新郎の前へ。先程うっすら涙を浮かべ、緊張で顔を固くしていた新郎の姿はそこにはなく、堂々とした凛々しい表情で立つ新郎が。
いや、泣くが?
たぶんやけど、誰もが新郎のことを今までで最も頼もしく感じた瞬間ではないかと思います。僕はそう。
「おいしいものをいっぱい食べます。」(的な)
それ。食は大事。おなかいっっっぱい人生のフルコォスを堪能してください。
披露宴
ごはんおいしい!!!!
スピーチは挙式~直前まで必死こいて再構築させていました。新婦友人さんの映像を観ながら、なんとなく形にはできていたかと思います。
ーーそう、できていたんです。
語り出し「新“婦”の○○(新“郎”の名前)さん」。はいやらかした。脳内データ吹っ飛ぶpart2。そこからしばらくは何を話したかよく覚えていません。失礼なこと言ってないといいけど。
あとで話していたんだけど、新郎新婦ともあまりの面倒見の良さにサークル内では「オカン」と呼ばれていたので、あながち新婦は言い間違いでもないんだよな、と。この話を踏まえてLINEで「新婦さんは新郎くんの嫁かもしれんけど、新郎くんは僕の嫁!」って言ったら、新婦さんからヒリつくキツネのスタンプが飛んできて笑った。
スピーチ中に記憶にあるのは、立て続けにやらかしたせいでさすがにテンパって脚が震えていたことと、最後の一番言いたかった言葉遊びだけはなんとか言えたこと。
これだけ動揺で脚が震えたこと、某合同ライブにて東京ドームで『Welcome!!』→『ダイヤモンドハッピー』を立て続けにやられたとき以来ではないか。穏やかじゃないなあ。
お色直し後の新婦のドレス色を当てる余興がありました。紅、水色、ライトグリーン、ピンクの4色。僕が選ぶ頃には赤系の2つが残り気味だったので、春色ピンクを選択。普段の僕であれば迷わず紅を選択するところですが、新婦はおしゃれさんなので、これは季節感を取り入れてくることに間違いないなと思っていました。普通に間違っていたね。ごめんなさい。
昨日の僕に一言かけるとしたら、「推しの色に正直に生きなさい」。推しの色、紅なんだよなあ。
とはいえ紅で出てくることは正直に言って予想外でしたが、これまた似合っていてたいへんよかったです。上品さを感じられる、ぱっと目を引くドレス姿でした。
これは頂戴した引き出物の一部。写真は撮ってないけどスープも美味しそうだねぇ。またいただきます。
おわりに
「健やかで、また美しく、なにより爽やかな」家庭を築かれることを祈念致しまして、締めとさせていただきます。
…という言葉でスピーチを締めくくりましたが、当人たちはちゃんと稚拙な言葉遊びに気づいていてほしいなあ。大丈夫と思うけれど。
サークルからの出席者は「爽」だけわかってくれればいいや。笑
余談ですが、19年秋にあった別の友人夫妻の式前夜にアイカツ!筐体をしばいていた僕、今回は行きの電車でアイカツ!最新話を視聴していました。アホなん?みんな観てね。
なんなら19年秋のほう、当日朝にアイカツ!一番くじに重課金していたことが昨夜発覚して、現在進行形でドン引いてる。
これなんの話?
ではまた。